第13回支援活動(仙台市若林区日辺仮設住宅での炊き出し)の報告

 7月31日の第13回支援活動には、夏休みに入って仙台市沿岸部の被災現場での作業を1週間続けてきた
大学生や東京・山谷の日雇いのなかまも合流してくれました。被災地を訪れるのが二度目の大学生は被災地
が「前回来た時と変わっていない」ことに驚いていました。
 仮設住宅が建っている日辺グラウンドはgoogleの航空写真を見てもらえばわかりますが、震災直後は一時
「ガレキ置き場」にもなっていました。その後仮設住宅の建設用地として整備され、今は170世帯が暮らす「団
地」のようになっていますが、下の写真のように決して「暮らしたい」と思える住環境ではありません。
 
 
 
 それでも避難所生活から新たな生活の再建にむけたステップとしての仮設住宅での生活をよりよいものにし
ようと自治会も結成され、他の仮設住宅ではあまり見られない「クラブハウス」があるという「好条件」もあって、
支援の受け入れも「順調」なほうで、下の写真のように様々なイベント、企画が行われています。
 
 
 今回の炊き出しのメニューは3回目になる「ちらし寿司」。「よりおいしいものを」と、これまでは乗せていなかっ
た「きざみ海苔」を用意したのは良かったのですが、これが風にあおられて配食のときには苦労しました。
 
 
 しかし、苦労のかいがあって、多くの仮設住宅入居者の方が受け取りに来られました。
 
 
 「宮地連」を「ちらし寿司」で覚えていただいた方もおられると思います。

 

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