7月30日、8月2、3日に仙台市繁華街で実施した労働相談の報告

 
 被災地の労働組合:宮城県地域連合労働組合(宮地連)は4月、亘理町での炊き出しから開始した被災者支援活動
を物資支援、労働相談活動へと活動の幅を広げています。
 7月30日、8月2、3日には仙台市の繁華街、広瀬通り、ぷらんどーむ一番町のアーケードで「労働相談受付中」の
ビラを配りながら労働相談活動を行いました。
 

宮地連のビラを見る

 3日間のビラまきで用意したビラ1000枚はほとんど配り切りました。
 

こんな制度があることを知らなかった

 ビラを受け取った方からは「会社倒産による未払い給料の国による立替払い制度」「雇用保険の遡及加入制度」など
があることを「知らなかった」と言う方が多くおられました。厚生労働省はホームページなどで「知らせたつもり」になって
いるようですが、知らずに制度を利用できない労働者がたくさんいると思われます。労働者が使える制度を知らせるだけ
でも意味があると思います。
 

自分も解雇されるかもしれない

 労働相談の会場:仙台市市民活動サポートセンターに来られた方から「同僚が解雇通告を受けた。自分も解雇される
のではないか不安だ」という相談が入りました。20年近く働いているけれども雇用通知書、労働条件通知書などを渡してい
ない会社で、それらについてのアドバイスをし、もし会社側から動きがあったら宮地連に連絡してくれるように伝えました。 
 
 

 

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